情報/news

『時代のプリズム:日本で生まれた美術表現 1989-2010』国立新美術館


『時代のプリズム:日本で生まれた美術表現 1989-2010』
Prism of the Real: Making Art in Japan 1989–2010

2025年9月 3日(水) ~ 2025年12月 8日(月)

国立新美術館 企画展示室1E
THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO

WEB

昭和が終わり、平成の始まった1989年から2010年までに、日本でどのような美術が生まれ、日本からどのような表現が発信されたのか、本展は、国内外の50を超えるアーティストの実践を検証します。この20年間は、冷戦体制が終わり、人、ものが行き来するグローバル化の始まりによって、国際的な対話が大いに促進された時期です。当館はアジア地域におけるパートナー美術館、香港のM+との協働キュレーションにより変化に富んだ時代を見つめなおします。

本展は、80年代初頭以降の国際化の胎動を扱うプロローグに始まり、続くイントロダクションでは、日本社会が大きな転機を迎えるなか1989年を転換点として登場した、新しい批評性を持つ表現を紹介します。そして、以降の時代を3章のテーマに基づくレンズを通して見つめていきます。1章「過去という亡霊」では戦争、被爆のトラウマ、戦後問題に向き合い続ける探求を、2章「自己と他者と」では自他のまなざしの交換のなかでジェンダーや文化的アイデンティティを問う実践を、3章「コミュニティの持つ未来」では、既存のコミュニティとの関わりや新たな関係性の構築に可能性を探るプロジェクトを紹介していきます。国内外のアーティストによる実験的挑戦は、時代、社会の動向をとりこむプリズムとなって、さまざまな問いかけを含んだ作品へと反射されていきました。
この20年間の日本というプラットフォームを国内外の双方向的視点で捉えながら、複数の歴史と文脈が共存する多元的な美術表現の姿を提示します。

写真集『ははのふた』 赤々舎 Photo book “Mother’s Covers”

ようやく2025年6月3日に写真集『ははのふた』 赤々舎が発行されます。
2011年の東日本大震災の後、結婚して妻の実家で暮らすようになる。その日常の中で見つけた小さな義母の習慣を撮り溜めたシリーズ「ははのふた」。これは新しい家族の風景の記録。後半には続編となる新シリーズを収録。本書は『戦争のかたち(2005年、リトルモア)』以来、20年ぶりとなる出版社より発表される写真集。



直接連絡いただけたら、サイン入りで送料無料で発送いたします。
onkochisin1214@gmail.comまでお問い合わせください。

photograph+text: Shitamichi Motoyuki
design: Bunpei Yorifuji + Haru Kakiuchi
publishing company: AKAAKA
Publication year: 2025 Jun

写真/文章:下道基行
発行:赤々舎
装丁:寄藤文平+垣内晴
翻訳:奥野翼
発行日:2025年6月3日

『アート×リサーチ×アーカイヴ 調査するアートと創造的人文学』月曜社

『アート×リサーチ×アーカイヴ 調査するアートと創造的人文学』

毛利嘉孝=監修
東京藝術大学未来創造継承センター=編
刊行年月:2025年6月4
272頁(内カラー8頁)
価格2,400円

月曜社

現代芸術は社会学や文化人類学などのリサーチ手法を採用することでその領域を拡大し、伝統的な人文学も視覚や聴覚などにかかわる新たな試みをその研究に取り込み始めた。アーカイヴは文化を単に支えるだけでなく、それらを積極的に生み出す役割を担いつつある。横断的な領域で活動するアーティストや研究者による、複数の異なる実践から紹介するアートの最前線!
本書は、東京都と三菱地所と東京藝術大学の三者連携による「有楽町藝大キャンパス」公開講座の一部を収録した講義録です。

「開館記念展示―原点から未来へ」直島新美術館

直島新美術館のオープニング展示に参加します。
昨年から直島で行っている《瀬戸内「漂泊 家族」写真館》の写真を16点出します。ジェフリーと一緒に。


「開館記念展示―原点から未来へ 」

直島新美術館

恒久展示の多いベネッセアートサイト直島において、当美術館では一部を除いて、ギャラリーごとに異なる緩やかなサイクルで展示替えを行うことで、訪れるたびに変化と動きのある鑑賞体験を創出します。 開館を記念する2025年の展示では、日本、中国、韓国、インドネシア、タイ、フィリピンなどアジア地域出身の著名アーティストから新進気鋭まで12名(組)による、この場所にあわせて構想された新作や代表作を、地下2階、地上1階の建物の4つのギャラリー空間(延べ約1,500㎡)やカフェエリア、屋外の敷地などに大規模に展開します。

会期:2025年5月31日〜

開館年記念展示アーティスト(姓のアルファベット順)
– 会田誠(Aida Makoto)|1965年 新潟県生まれ 東京都拠点
– マルタ・アティエンサ(Martha Atienza)|1981年 マニラ(フィリピン)生まれ バンタヤン島(フィリピン)拠点
– 蔡國強(Cai Guo-Qiang)|1957年 泉州(中国)生まれ ニューヨーク(アメリカ)拠点
– Chim↑Pom from Smappa!Group|2005年 東京都で結成 同地を拠点に活動
– ヘリ・ドノ(Heri Dono)|1960年 ジャカルタ(インドネシア)生まれ ジョグジャカルタ(インドネシア)拠点
– インディゲリラ(indieguerillas)|1999年 ジョグジャカルタ(インドネシア)で結成 同地拠点
– 村上隆(Takashi Murakami)|1962年 東京都生まれ
– N・S・ハルシャ(N. S. Harsha)|1969年 マイスール(インド)生まれ 同地拠点
– サニタス・プラディッタスニー(Sanitas Pradittasnee)|1980年 バンコク(タイ)生まれ 同地拠点
– 下道基行(Shitamichi Motoyuki) + ジェフリー・リム(Jeffrey Lim)|1978年 岡山県生まれ 香川県・直島拠点、1978年 クアラルンプール(マレーシア)生まれ 同地拠点
– ソ・ドホ(Do Ho Suh)|1962年 ソウル(韓国)生まれ ロンドン(イギリス)拠点
– パナパン・ヨドマニー(Pannaphan Yodmanee)|1988年 ナコーンシータンマラート(タイ)生まれ バンコク(タイ)拠点

直島新美術館 | アート・建築をみる | ベネッセアートサイト直島
直島新美術館の美術館鑑賞案内・料金、アーティストなどの情報をご覧いただけます。

津波石#05  下道 基行 + 福嶋 幸平

Tsunami Boulder ♯05 / Afterimage edit

津波石は動画作品であり、よく写真作品だと勘違いを受けて、問い合わせをいただくことが多かった。
今回は国立を活動拠点とする福嶋幸平氏によって「津波石#05」のみをAfterimage editととして、写真作品にする企画。かなり面白い限定コラボであり、お買い求めやすい価格での販売になりますので、ぜひこの機会に。
この国立写真間2025は、国立のギャラリーが集まって同時に写真の企画をするイベント。その中の一つZEIT-FOTO kunitachiではなんと柴田敏雄氏の展示が行われます!(大ファンで東京綜合写真専門学校で一瞬教えてもらった先生でもあります。)

国立写真間
国立写真間は、写真の新たな可能性を探求し、見る人と作品の間に豊かな交流を生み出すイベントです。国立市内に点在する5つのギャラリーが、それぞれの作家による多様な視点を紹介し、写真の現在地を探ります。

トークイベント《「NACT YOUTH PROJECT 新美塾!」とは何だったのか?》

【イベント開催】
「NACT YOUTH PROJECT 新美塾!」とは何だったのか?
ー美術館のユースプログラムを考える
開催日 2025年3月15日(土)
時間 13:00~16:00(途中15 分間の休憩をはさみます)
会場 国立新美術館 3階講堂
定員 200名
料金 無料
主催 国立新美術館(企画:学芸課教育普及室)
お問合せ TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル)
https://www.nact.jp/event/2025/005894.html

新美塾が3期生を送り出し、終了することになりました。新美のユースプロジェクトは継続されますが、僕が関わった新美塾は一旦終了になりました。僕もスタッフももっと10年くらいやりたいのですが、コロナ禍という社会と向き合う中で生み出したこのプロジェクトの4年間。今、コロナが明け、美術館も僕もそして中高生も元のイベントや仕事や忙しい時間が戻ってきて、作ったシステムが少し合わなくなってきた…。美術館と作家が半年間12人の中高生と向き合い学び成長する企画は、今後の「美術館のユースプログラム」や「美術館と教育」や「美術と表現のフリースクール」など将来に何か参考になっていくはず…。結構頑張った4年間だったので、その成果を報告し、話し合い、次につなげる機会にしたいです。
時間は1時間20分+15 分休憩+1時間20分、一部二部となってます。こちらが一方的に発表するだけではなく、二部では卒業生やゲストアーティストの声や、参加者からの質問や感想も聞ける機会にしたいと思っています。3期生の記録映像も会場で公開されます(映像丸尾隆一!)。ぜひ!

瀬戸内国際芸術祭2025

瀬戸内国際芸術祭2025に、直島と瀬居島の2ヶ所で参加します。直島の《瀬戸内「 」資料館》は全会期参加(会期と会期の間も通常通り土曜日のみ開館)。瀬居島の《津波石》は春会期(4月18日 |金| - 5月25日 |日|)のみ。ご注意ください。

瀬戸内国際芸術祭2025
瀬戸内国際芸術祭は、瀬戸内の島々を舞台に、3年に1度開催される現代アートの祭典です。2010年に初めて開催。約100日間の会期は、春・夏・秋の3シーズンに分かれていて、季節ごとに瀬戸内の魅力を体感できます。

『直島新美術館 開館年記念展⽰(仮称)』

『直島新美術館 開館年記念展⽰(仮称)』

会場:直島新美術館
会期:2025年5⽉31⽇〜
休館日:⽉曜⽇(ただし、祝⽇の場合開館、翌⽇休館)
※不定休あり。ベネッセアートサイト直島ウェブサイト開館カレンダーにて随時更新。

アーティスト⼀覧(姓のアルファベット順)※今後、展⽰アーティストは変更の可能性あり
会⽥誠、マルタ・アティエンサ、蔡國強、Chim↑Pom from Smappa!Group、ヘリ・ドノ、インディゲリラ、村上隆、N・S・ハルシャ、サニタス・プラディッタスニー、下道基⾏ + ジェフリー・リム、ソ・ドホ、パナパン・ヨドマニー

直島新美術館 | アート・建築をみる | ベネッセアートサイト直島
直島新美術館の美術館鑑賞案内・料金、アーティストなどの情報をご覧いただけます。

ベネッセアートサイト直島における安藤忠雄設計のアート施設として10番目の美術館だそうです! 家の近所です。アジアの作家を見せる美術館のようです。 この作家のラインナップに自分が入るとは到底思えないのですが、マレーシアの作家ジェフリーとのコラボレーションでもあるし、直島に住んでいる作家としてできることはやりたいと思います。ご一緒に《瀬戸内「  」資料館》も是非見にきてください!

周年企画「宇野港編集室の1年目」

トーク「瀬戸内でつくる」

瀬戸内を拠点に様々な制作・表現活動などを行っているアーティストやクリエイターに、日々の生活や活動について紹介していただくシリーズ企画です。トーク内容の一部は、後日編集室発行のZINE等に収録予定。
日時:2月16日(日)15:30〜16:30 ゲスト:いしかわかずはる(アーティスト)
   2月16日(日)17:00〜18:00 ゲスト:あかしゆか(編集者・ライター)
   2月18日(火)20:00〜21:30 ゲスト:下道基行(美術家/写真家)
   2月22日(土)15:30〜16:30 ゲスト:山本晶大(現代美術作家)
参加費:各回500円(メンバー、宿泊者は無料)

周年企画「宇野港編集室の1年目」 - 宇野港編集室|泊まれるコワーキング・ZINEスタジオ
「泊まれるコワーキング・ZINEスタジオ」を掲げて2024年1月末にオープンした宇野港編集室の1周年を記念して

宇野港編集室 〒706-0002岡山県玉野市築港1-4-24

グループ展/台湾

台湾の基隆美術館でグループ展「25時間」に参加してます。9月26日から12月1日まで!

[ The 25-Hour Days ]
Keelong Museum Of Art
September 26 to December 1, 2024

Artists: Cha Jeaminm, Chen Wei-Chen, Chiu Chih-Wei, Chung Seoyoung, Yvan Clédat & Coco Petitpierre, Huang Po-Chih, Kao Ya-Ting, Kong Chun-Hei, Lai Ko-Wei, Lin Guan-Ming, Mohri Yuko, Olaf Nicolai, Shitamichi Motoyuki, Suzuki Yuya, Eason Tsang Ka-Wai, Yaloo, Yong Kian-San

Curators: Lin Yu-Hsuan, Huang Yu-Jie

Opening Hours:Tuesday to Sunday 9:00-17:00 (Closed on Monday, except on public holidays)

Venue:Keelung Museum of Art 1F, MF, 3F(No. 181, Xin 1st Rd, Zhongzheng District, Keelung City 202099, Taiwan) 

《瀬戸内「漂泊 家族」写真館》

第6回目となる《瀬戸内「」資料館》の調査展示は、《瀬戸内「漂泊 家族」写真館》と題して、漂着物からカメラを制作し写真館を期間限定でオープン。写真とインタビューで直島の家族の肖像を記録します。

今回はマレーシアの文化活動家ジェフリー・リムを資料館に招聘してコラボレーションで制作します。彼が2012年から行う「Kanta project」は、手作りのカメラを手に旅をして、その地域の人々を撮影し、その地域の多様性を調査するプロジェクト。直島では、島の子供たちと直島諸島の浜辺で漂着物を集め、それらから手作りで”漂着物カメラ”を製作し、直島の風景の中で家族写真を撮影していきます。(滞在制作として現地でカメラを制作するのも、漂着物から制作するのも初めてです。)
ジェフリーが2週間の滞在を終えて帰国した後は、子供たちと漂着物を使って《瀬戸内「」資料館》に写真スタジオを作り、下道館長と直島写真研究会と福武財団スタッフが、”漂着物カメラ”を使って直島の家族写真を撮影します。撮影した写真は1枚は展示に使用し、もう一枚はプレゼントします!直島に生まれた期間限定の家族写真館に写真を撮りに来ませんか? 

(この写真館はビジネスとしてではなく、直島の”現在”を調査発表する展覧会とアーカイブを作ることを目的にしています。島民の方は毎週土曜日午後に予約が可能です。無料!撮影した写真は、資料館内の暗室で現像して、一枚は本展示で使用しアーカイブし、もう一枚をご家族にプレゼントします。申し訳ございませんが、ご観光の方は鑑賞のみになります。)

会期 :2024年8月9日(金)~2024年10月14日(月・祝) 
        ※毎週金・土・日曜日、祝日のみ開館
開館時間 :13:00~18:00(最終入館17:30)
会場 :瀬戸内「   」資料館  宮浦ギャラリー六区+へんこつ
        (〒761-3110香川県香川郡直島町2310-77 )
鑑賞料金 :520円(15歳以下は無料)
写真スタジオ :毎週土曜日 13:00~18:00 要予約(町民の方のみ申し込み可)

沖縄県立芸術大学のプロジェクト

沖縄県立芸術大学で特別講座やプロジェクトに関わります。阪田清子さんが担当で、大学院以上対象です。無料! 8月に、僕が導入を5日間みっちりやって、参加者各自が半年かけて制作して、展示になった後、講評もします。 コロナ禍以来の沖縄滞在、楽しみです。  (小学生や中高生の教育に関わり始めて3-4年が経ち。今年から、大学生や社会人と関わり始めました。)

[応募締切] 2024年7月31日(水)
[募集定員] 13名程度
[受講料] 無料
[対象] フィールドワーク・アートに興味のある方。一般、フリーランス、学生の場合は大学院生以上。 参加条件 以下の、オリエンテーション・講座・展示・プレゼンテーションの全てに参加できる方。記録用写真の映り込みにご協力いただける方。

リンク

エッセイ寄稿

丸善が明治時代から発行する「學鐙」の夏号(Vol. 121 No.2)にエッセイを寄稿しました。直島での生活に着いて触れました。

學鐙 夏号(Vol. 121 No.2)
特集: 私の原点、転換点
2024年06月05日
定価: A5判 250円(税込)

レコード寄席 直島編

レコード寄席 直島編
田口史人
現在、直島表現図鑑として佐義達雄さんの展示が開催中です。佐義さんといえば、直島ミュージックスタジオ、そしてその世界最強のマニアといえば田口さん!レコード寄席が直島に来まーす!直島ミュージックスタジオのレコードと語り。
日時:2024年5月20日(月)18:00~20:00頃
場所:瀬戸内「   」資料館 へんこつ(宮ノ浦)
料金:町民無料
申込:不要
問合せ:公益財団法人 福武財団 087-892-4455(平日9:00-17:00

Exhibition [Nothing to Waste]

韓国の全州にあるJeonbuk Museum of Art 全北美術館でグループ展に参加してます。「沖縄硝子」を出品

Exhibition [Nothing to Waste]
Jeonbuk Museum of Art 全北美術館
2024-03-29 ~ 2024-06-30

WEB

김병철, 김영봉, 김인규, 나나와 펠릭스, 시타미치 모토유키(Shitamichi Motoyuki, Marco Barotti, Miyajima Tatsuo, Via Lewandowsky, Agnès Varda, 오민수, 장영혜중공업, 조덕현, Thomas Hirschhorn, François Knoetze, 황규태 / (21인/19팀)

個展

3月9日から大阪で個展が始まります!梅香での展示は10年ぶりです!!結構狭いスペースなのですが、面白い展示作ります!!!さらに、同時期に近所で大騒ぎ!!!!前ちゃん、米子くん、辺口さん、山中さん、透などなど梅香で同時開催でそれぞれ企画がオープンします!!!!!さらにさらに、最終日は中崎透との対談!!!!!!!あつい、あつすぎる!!!!!!!来るしかない!!!!梅香へ是非ーーーーーーーーーーーー

WEB

雑誌『FAR NEAR』_ インタビュー掲載 Interviews

ニューヨークで制作発行されている雑誌『FAR NEAR』Vol.5 にロングインタビューが載ってます。要チェックや!
My interview is in “FAR NEAR” Vol. 5, a magazine produced and published in New York. Please check it out!

FAR-NEARは、イメージ、人物、思想、歴史を通してアジアに対する視野を広げ、内在する支配的な様式を解き放つことを目的とした、アーティスト・ランによるキュレーションによる異文化書籍シリーズで、毎年印刷される。
FAR–NEAR is an artist-run curated cross-cultural book series, printed annually, that broadens perspectives of Asia through image, person, idea and history to unlearn the inherent dominative mode. The Asian continent and its people have often been expressed through the lens of a foreign eye–painted as “the other” to a Western audience. Extending beyond the Far East, FAR–NEAR features voices from Japan to Iran and just about everywhere in between.

FAR–NEAR Vol.5

FAR–NEAR Vol.5

『直島島島図鑑』完成!

地図、チケットの半券、テキストの画像のようです

島の小学生に向けて表現の塾をはじめて2年。ようやく一つ形になりました。子供たちと島々を巡り、絵と文を描いて『直島島島図鑑』を作りました。「子供論文」とか「子供風土記」みたいなのを目指してこの半年みんなで準備していたのですが、紆余曲折、このような形になりました。表は絵地図&裏は文章。デザインは岡山のCOCHAEの軸原さん。さすがです。 渋くてすごい可愛い仕上がり。
資料館はこれまで直島の地図を毎年島民とデザインーと一緒に作ってきましたが第3弾。

『直島島島図鑑』
著者:島の子供の研究室
企画・編集:下道基行
デザイン:軸原ヨウスケ(COCHAE)
発行:瀬戸内「 」資料館、Michi Laboratory
サイズ:A2折

間取り図、地図の画像のようです

瀬戸内海歴史民俗資料館のセミナーで登壇します。

瀬戸内海歴史民俗資料館は、令和5年11月3日に開館50周年を迎えます。それを記念して、瀬戸内の文化を多角的に学ぶため、異なる分野で活動する講師を招き、それぞれの視点から瀬戸内について考える連続セミナーを開催します。
 第5回は、瀬戸内海の直島で地域に伝わるモノやコトをアーティストの視点で掘り起こし、アーカイブや展示活動をされている下道基行氏と、高松市塩江町で地域活性化事業を行うかたわら、空き家のリノベーションを通じて残されたモノをアーカイブし、人類学者やアーティストと協同しながら、個人史・家の歴史を地域の歴史に昇華させる試みなどを行っている村山淳氏をお迎えし、当館職員を交えて「地域資料のアーカイブ」をテーマに座談会を行います。

【開催・募集情報】

開催日  令和5年6月24日(土) 10:00~11:30
講 師  
下道 基行(したみち もとゆき )氏(瀬戸内「 」資料館館長)
村山 淳(むらやま じゅん) 氏 ((一社)トピカ代表理事)
会 場  瀬戸内海歴史民俗資料館 瀬戸内ギャラリー(第1展示室中2階)
参加料  無料
定 員  30名 ※要事前申し込み(先着順)
申込方法 電話または来館で申込

リンク

“Event Scores by Artist-Parents”

Our new book “Event Scores 2 — Ideas between Artist-Parents and Their Kids” is coming soon! This Friday after dinner, we invite three artist-parents to talk about their relationship with their children, their observations and discoveries of using art as a medium of communication, and their reflections on growing up together with their children.

Following on from the concept of “Event Scores by Artist-Parents”, published in May 2021, “Event Score 2” invites 39 artist-parents from around the world to present “events” that they can experience with their children in the form of “instructional art”, sharing that living is a process of discovery and creation.

Even if you are not a parent, you must be someone else’s child. Join us in real time and share your sweet and sour experiences with your parents and children.

Friday 16.6.2023 9PM HKT / 10PM JST
Guest speakers: Law Yuk Mui, Shitamichi Motoyuki, Tang Kwok Hin
IG live @rooftopinstitute

『Naoshima Creators File 直島表現図鑑』 始まる

すっとやりたかった島の人々を紹介していくシリーズ展示がついに始まる。1回目は、創業60年、惜しまれながら閉店したイワタコンフェクト!店長さんへの館長のインタビューと漫画家まつざきしおりさんの漫画!このコラボで島のクリエイティブなおじさんおばさん紹介しまくります!

《Naoshima Creators File 直島表現図鑑 》とは?
直島の表現者や表現活動を紹介するシリーズ。 直島の生活の中から生まれてくるクリエイティブな人々(表現活動)を紹介しアーカイブを作ります。メインは直島にずっと住んでその活動を行っているクリエイティブなおじちゃんおばちゃんたちです。 このシリーズの目的は、ギャラリーでの展示発表だけではなく、消えていく島の記憶を記録し収集し残すことに主眼をおいています。ここでいうクリエイト/表現とは、”ものづくり”に似た意味でありますが、その伝統的で職人的なイメージ以上に独創的と土着的に着目し、さらにゆるくて素人的であることもどんどん肯定的に捉えてみたいとも思っています。

蛇足の説明:僕の作り方としては、2010年のブレイカーズプロジェクトで大阪西成でやった「Sunday Creators」や2006年「日曜画家」など、町の人々の日常から生まれるクリエイティブをテーマにしたシリーズの直島版なのかもしれません。

NACT YOUTH PROJECT 2023 新美塾!

NACT YOUTH PROJECT 2023 新美塾! 
美術館に生まれた新しい「表現の学び舎」 中高生の第2期生募集!

2022年より、これからの時代を生きるユースと一緒に「表現」について考え学ぶ場をつくっていく、国立新美術館独自のユースプロジェクト「新美塾!」を開始しました。導き手となるアーティストとともに、13歳から18歳までのユースたちが身の周りのものごとを再発見しながら、世界の見方を広げたり、表現することの楽しさを学ぶ、半年間にわたるプログラムです。
2023年の塾長を務めるのは、第1期に引き続き、アーティストの下道基行さん。オンラインとオフラインのミーティングや、「へんな」通信教育、ゲストアーティストのスタジオビジット、美術館の裏側見学などを通して、日常や自分の中に埋まっているクリエイティブの種を見つけていきます。
「どんな職業が自分に向いているか、まだ分からないけど、何かを表現したり、生み出す人になりたい!」そんなふうに思ったことがもし一度でもあったら、ぜひ下道さんからのメッセージ動画を視聴してみてください。学校の中にいる自分や、SNS上の自分ではない、もうひとつの自分のための特別な場所を、アーティストや同世代の仲間と一緒につくってみませんか?

LINK

Review レビュー

『New York Times』の展覧会レビューに展示“Kanten 観展: The Limits of History,”の記事が掲載されています。

an article on the exhibition “Kanten: The Limits of History,” was published in the exhibition review section of The New York Times.

LINK

新美塾! 記録集

新美塾!の記録集が完成。報告書的位置づけなので、関係者に配布します。内容の動画が間も無く配信されますので、そちらもご期待ください。 https://www.nact.jp/education/youth/index.html

編集:国立新美術館 下道基行
デザイン:畑ユリエ
発行:国立新美術館

瀬戸内「 」資料館 定期開館のお知らせ

ついに、直島の資料館が定期開館が始まります。土曜日13-17時!ぜひ!

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2023年4月1日(土)より、《瀬戸内「   」資料館》が宮浦ギャラリー六区とへんこつで、定期開館いたします。
2019年9月から始まったアーティスト・下道基行によるこのプロジェクトは、瀬戸内海地域の景観、風土、民俗、歴史などについて調査、収集、展示します。そこに住む人々や関わりを持つ人々とともに、各分野の専門家も交えて活動を展開しています。
これまでの調査や展示の過程でおよそ500点の書籍や写真集などの資料を収蔵しており、訪れた方に手にとって読んでいただくことができます。
2022年9月には隣接する旧焼肉屋を改装した「へんこつ」に活動の場を広げています。このプロジェクトは資料の収集のみならず、訪れた人々との関わりを通して変化や成長を続けていきます。
ぜひともその過程をご覧ください。

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Kanten 観展: The Limits of History

I am participating in a group exhibition in New York.
ニューヨークでグループ展に参加しています。

” Kanten 観展: The Limits of History ”
apexart
Place: 291 Church St, New York, NY 10013
Dates: March 24 – May 20, 2023
Artists: Bontaro Dokuyama Taro Furukata Soni Kum Kyun-Chome Ken Okiishi Haji Oh Motoyuki Shitamichi  The East Asia Image Collection, Lafayette College
Curater: Eimi Tagore-Erwin

KANTEN 観展 is a play on the Japanese kanji for 観点 kanten, perspective, and 展覧会 tenrankai,
art exhibition—coming together to indicate an exhibition of perspectives. KANTEN examines Japan’s expansionism during the Asia Pacific war from an array of viewpoints, exposing the considerable ways in which the past can be visualized and remembered.
The seven artists featured in this multimedia exhibition navigate, reevaluate, and process generational memory—creating artworks that delve into complex issues that have long been established as “history.” Together, these artists demonstrate very distinctive approaches to both the material and immaterial traces of wartime displacement and imperial subjectivization, the blurring of national boundaries, as well as the role of the US in the aftermath of the Asia Pacific War. By juxtaposing their work with a collection of original Japanese wartime postcards, KANTEN aims to reveal the limits of memory, narrative, and testimony.
With nationalism and neoliberal patriotism on the rise around the globe, it is becoming more urgent to explore art’s power to both construct and dismantle national histories. As one of the first US exhibitions on this subject, KANTEN broadens the resistance against an enduring reluctance to confront the underside of history—especially when it paints a disturbing picture.

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”Special Reopening Exhibition Before/After”

I am participating in a group exhibition in Hikoroshima.
広島でグループ展に参加しています。

Special Reopening Exhibition Before/After
Sat, Mar 18–Sun, Jun 18, 2023
Hiroshima MOCA

リニューアルオープン記念特別展 Before/After
会期|2023年3月18日(土)~6月18日(日)
開館時間|10:00~17:00 ※入場は閉館の30分前 休館日|月(祝休日の場合は翌平日)
会場|広島市現代美術館(広島市南区比治山公園1-1)

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瀬戸内「 」資料館が毎週土曜営業を開始!

写真:山本糾

これまで、夏秋の企画展時期か芸術祭シーズンのみオープンだった瀬戸内「 」資料館が、4月から毎週土曜のみ13時から17時オープンします。資料館は今後、通常営業を目標にしているので、まずは小さな第一歩です。ぜひ。
直島やこの地域のさまざまな資料や展示があり、さらに、新しい空間やパンフレットも完成しました。

開館日時:毎週土曜日 13:00-17:00
入館料:520円(島民、15歳以下は無料)

※下道は大体直島内にいますが在廊はしていませんので、もし御用の方は直接ご連絡ください。駆けつけます。

潜在景色

I am participating in a group exhibition in Maebashi.
群馬でグループ展に参加しています。

潜在景色

会  期: 2022年11月19日(土)~2022年3月5日(日)
開館時間:10時00分~18時00分(入場は17時30分まで)
会  場:アーツ前橋地下ギャラリー
休  館  日:水曜日、年末年始 2022年12月28日(水)~2023年1月4日(水)
     ※2022年11月23日(水・祝)は開館し、11月24日(木)は休館
観  覧  料:一般600円/学生・65歳以上・団体(10名以上)400円/高校生以下無料
      ※ 障害者手帳をお持ちの方と介護者 1 名は観覧無料
      ※ 2023年 1 月 9日(月・祝)は 前橋初市まつりのため観覧無料
出 品 作 家:
石塚元太良、片山真理、下道基行、鈴木のぞみ、西野壮平、村越としや

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企画展「越境ー収蔵作品とゲストアーティストがひらく視座」

I participate in a group exhibition in Kyoto.
京都でグループ展に参加しています。

京都精華大学ギャラリーリニューアル記念展
「越境ー収蔵作品とゲストアーティストがひらく視座」

2022.06.17 – 2022.07.23

開場時間 11:00〜18:00
休場日 日曜日
入場料 無料
会場 京都精華大学ギャラリーTerra-S
出品作家
シュウゾウ・アヅチ・ガリバー、いちむらみさこ、今井憲一、ローリー・トビー・エディソン、塩田千春、下道基行、嶋田美子、谷澤紗和子、津村侑希、富山妙子、潘 逸舟

https://gallery.kyoto-seika.ac.jp/exhibition/220617/?_ga=2.250281414.1717595225.1656374883-1210645120.1656374883

新美塾!

「新美塾!」は、13歳~18歳のユースによる、ユースのための、”表現”を学ぶ塾。身の周りのものごとを再発見しながら、世界の見方を広げたり、表現することの楽しさを学ぶ場所を、半年間にわたって一緒につくりたいと思っています。

塾長を務めるのは、アーティストの下道基行さん。「へんな」通信教育キットの配布や、アーティストのスタジオビジットをはじめ、美術館の裏側見学や、オンラインとオフラインのミーティングなどを通して、日常や自分の中に埋まっているクリエイティブの種を見つけるプログラムです。終盤には、活動の軌跡として、展覧会や書籍のような形での発表も予定しています。

「どんな職業が自分に向いているか、まだ分からないけど、何かを表現したり、生み出す人になりたい!」そんな想いを感じたことが、もし一度でもあったら、ぜひオンライン説明会を覗きにきてください。SNS上の自分や、学校の中にいる自分ではない、もうひとつの自分のための特別な場所を、アーティストや同世代の仲間と一緒につくってみませんか?


主催 :国立新美術館
塾長 :下道基行氏(アーティスト)
※ゲストアーティスト(プログラム開始後に発表)が講師の回もあります。
開塾期間 :2022年6月~12月、全10回程度
場所 :国立新美術館、オンラインミーティング、ゲストアーティストスタジオ、他
対象/定員:13歳~18歳/10名程度(応募者多数の場合は抽選)
参加費:無料(事前申込制)

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In Marugame – At the Moment – Three Artist Collectives

丸亀での現在
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

2021年12月18日(土)〜2022年3月21日(月・祝)
休館日:月曜日(ただし2022年1月3日、10日、3月21日は開館)、12月25日[土]−31日[金]、2022年1月4日[火]、11日[火]
開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)

かつて、城下町として発展し、金刀比羅宮への海の玄関口として多くの参詣者も訪れた丸亀。現在は、香川第二の都市として約11万人が暮らしています。
本展は、地方都市の一例として、現代の丸亀に焦点を当てます。地域と関わるアートの現状や課題も含め、現代社会への独自の視座を持つアーティスト3組、KOSUGE1-16、Nadegata Instant Party、旅するリサーチ・ラボラトリーが、丸亀でのリサーチをもとに展覧会をつくり上げます。
2020年春、展覧会の準備段階早々で本格化したコロナ禍で、3組がリサーチの可能性を探り、それぞれのアプローチを生かし、協働することを試みます。個々の表現者から構成される3組のコレクティブによる、丸亀でしかあり得ない現在の実態をぜひご覧ください。

In Marugame – At the Moment – Three Artist Collectives
MIMOCA Marugame Genichiro-Inokuma Museum of Contemporary Art

Date: Sat 18 December 2021 – Mon 21 March 2022
Closed: Mondays (except 3, 10 January, 21 March 2022), Sat 25 – 31 December 2021, Tue 4, Tue 11 January 2022
Hours: 10:00-18:00 (Admission until 30 minutes before closing time)


This exhibition focuses on modern Marugame as an example of a local city. Three groups of artists with a unique perspective on contemporary society, including the current state and issues of art related to the community, KOSUGE1-16, Nadegata Instant Party, and Traveling Research Laboratory will hold an exhibition based on research at Marugame. I will make it up. Please take a look at the current situation that can only be Marugame by three sets of collectives composed of individual artists.

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Listening to the Stones / 石に耳を澄ます

I am participating in a group exhibition in Dresden.
ドイツでグループ展に参加しています。

Listening to the Stones / 石に耳を澄ます
Kunsthause Dresden ドレスデン美術館
2021年11月20日(土)- 2022年3月6日(日)

Exhibition on the occasion of the 30th anniversary of the Kunsthaus Dresden in 2021
Yoav Admoni, Maria Thereza Alves und Jimmie Durham, Marie Athenstaedt, Alice Creischer & Andreas Siekmann, Lucile Desamory, Hatakeyama Naoya, Horikawa Michio, Hsu Chia-Wei, Koike Teruo, Alicja Kwade, Miyakita Hiromi, Munem Wasif, Sybille Neumeyer, Kadija de Paula & Chico Togni & FELL, Mathis Pfäffli, Erika Richter, Shitamichi Motoyuki, Suzuki Akio, Tang Han, Zhou Xiaopeng, Stephanie Zurstegge

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