文章/essay
無題
来年春、直島の自宅の近所に美術館ができます。歩いで100歩くらいのところ。今回は集落エリアに美術館が立ちます。それはアジアの作家の美術館らしく、その中の日本人作家が発表されました。まずは、この展示をみて、この島での自分の6年を振り返りたい...
再会
久しぶりの台湾でのグループ展。2013年のアジアンアートビエンナーレ以来、11年ぶりに台湾に足を踏み入れた。色々と思ったことを書き残してみる。かなり懐古的に。
台湾にはじめてきたのは、シリーズ「torii」の制作のため、2006年だ...
今日のへんこつ
毎週土曜日の写真館!
沖縄最終日早朝
photo: rajiogoogoo
《瀬戸内「漂泊 家族」写真館》
今年の直島の展示が始まった。内容は、地域の人々の写真を風景と共に撮影して写真展を作り、さらに、展示期間中は資料館の中に写真スタジオを作り、実際に地域の写真館として稼働する。正直、こうなると思わなかった展開。興奮が止まらない。
資料館...
A面/B面
『…… 下道基行は旅するアーティストだ。文字通り各地に滞在し生活するなかで作品を制作する「旅人型」という意味もあるが、それ以上に「旅」に喩えることで、その創作活動は非常に捉え易くなる。旅は、ある明確な目的地を設定しそこに到達することを最終...
《瀬戸内「漂泊 家族」写真館》
第6回目となる《瀬戸内「」資料館》の調査展示は、《瀬戸内「漂泊 家族」写真館》と題して、漂着物からカメラを制作し写真館を期間限定でオープン。写真とインタビューで直島の家族の肖像を記録します。
今回はマレーシアの文化活動家ジェ...
Kanta Project in Naoshima
《瀬戸内「 」資料館》
《瀬戸内「 」資料館》を説明するとき、「アーティストが島に移住して、島民たちと一緒に島の郷土資料館/郷土図書館を作っている」と話す。それは分かりやすいし正解だけど、その奥にあるビジョンを書いておく。これは作家のエゴ? いや、資料館は福祉...