瀬戸芸が始まり5月のゴールデンウィーク、直島にはすごい人数の人が押し寄せている。
時間帯によっては、フェリーに乗れない人も出てきている。
コロナで海外からのお客さんがいないし、美術館などでも人数制限があるとはいえ、「ゴールデンウェーク」の「直島」は想像以上。なるべく家から出ないようにしていたが、外はお祭り騒ぎなので、なんだかソワソワしてしまう。
瀬戸内「 」資料館にも多くの人が訪れている。そんな中で、スタッフへの一番多い質問は「入口のライターはなんですか?」だという。それに対して製作者として、その”返し”を簡単に考えてみると。
『浜辺の汚いゴミを”標本”のように集めて並べるだけで、ステンドグラスとして美しく転化してみた』
ということだろうか。シンプルに。
瀬戸内「 」資料館との接続としては、コンセプトの根底にあるのは、
オブジェや絵画をうまく作るだけがアートではなく、ただただ「調べてまとめる」とか「集めて並べる」だけ。でもその面白さがビジュアル的に形になって伝わればと思っている。「調べて自分なりの発見を視覚化して人に発表する」その楽しさ。それは僕だけができる特殊能力ではなく、子供でもできるはずでそれが「しまけん」であり、カラミ調査であり。