[ Re-Fort PROJECT ]


2004 - ongoing


①reseaching fort remains that were abandoned after 1945.
②discussing new uses for the remains (considering new functions).
③actually using them with various people.
④returning the remains to their former state.




①戦後放置された砲台の廃墟を探す
②新しい使い方を話し合う(新しい機能の与え方)
③実際にいろいろな人と使ってみる
④元あった状況へ戻す


モニュメントにして公園にするのが過去を残し知る方法なのだろうか?
どのように過去と出会い触れて考えることができるか?
残されたモノたちを実際に見に行ってみる導線を作ってみたらどうだろうか?
過去(戦争という過去)の知り方/学び方が画一化/パッケージ化しているのではないか?
そんなコトを考えて、2004年このプロジェクトを始めた。
毎回いろいろな人とコラボしながら不定期で行なっているプロジェクト。


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[Re-Fort PROJECT 7]
海を眺める方法Ⅱ
How to look over the seaⅡ

2015.7.30
北海道トーチカ
Bunkers in Hokkaido

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Bunker→Camera obscura
トーチカ→カメラオブスクラ。
敵が上陸してくるかもしれなかった海を眺め続けるトーチカ。入り口を塞ぎ、銃眼にピンヒールをあける。トーチカの中には海の風景が反転して映し出され、それを真っ暗な中でスケッチした。


カメラ・オブスキュラ(camera obscura)

ラテン語で〈暗い部屋〉の意味。正しい読みは〈カメラ・オブスクラ〉。暗い部屋で,小さな穴を通して壁に外の景色が映し出されるという光学的原理はよく知られている。紀元前に中国の墨子やギリシアのアリストテレス(※1)によって知られていたといわれ,11世紀のイブン・アルハイサムの研究報告やレオナルド・ダ・ビンチの非公開のメモなどにも,その光学的考察の記述が見られる(※2)。はじめは字義どおり,暗い部屋の中で日食の観察や絵の下描きのために用いられたが,16世紀ころになるとピンホールの代りに凸レンズが装着され,17世紀に入ると現在のカメラの原型といえる暗箱型のカメラ・オブスキュラが完全な遠近法による絵を描くための“道具”として普及する。

『世界大百科事典 第2版』より


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[Re-Fort PROJECT 6]
海を眺める方法
How to look over the sea

2014.
竜飛崎海軍望楼跡/画家:多田友充
Tappisaki Navy Lookover/painter: Tomomitsu Tada
東京湾要塞劔崎砲台跡/画家:秋山幸
Tokyo Bay Fortress Tsurugizaki Fort/painter:Miyuki Akiyama

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明治時代にこの海の要所を敵の船から守る為に、見晴らしの良い小高い山の頂上には沢山の砲台が作られた。今では、金属製の砲台やコンクリート製の海軍望楼などは残されていなく、大地にただ残された円形の跡が残っているのみだ。今回はその跡の上から画家に海の絵を描いてもらう事にした。



その先の眺め


皆既日食で薄暗くなった白昼の空に花火を打ち上げ、その風景を眺め、響き渡る音に聴き入ったのは2009年の夏だった。花火は北九州市和布刈(めかり)公園の高台にある砲台跡地から打ち上げられ、我々は関門海峡を挟んだ下関側の戦争遺構跡がある火の山公園の展望台で、ビデオカメラを手にその様子を眺めていた。震災が起こる以前だったが、少し不吉な暗さをもつ空に美しい花火が散る様を眺めるのは、かつてあった、そしてこれからも世界のどこかで起こるかもしれない戦争について想いを巡らせ、日常生活が何らかの要因で突然途絶えてしまう可能性があることを意識するには充分な経験だった。下道基行を中心に僕も含め5人のメンバーが主催した《Re-Fort PROJECT 5─太陽が隠れるとき、僕らの花火が打ちあがる》の概要を書き出すとこんなところだろう。あれから既に5年が経過していた。

戦後放置された軍事施設の廃墟を探し出し、その新しい使い方を話し合い考え、そして実際になんらかの方法で使ってみて、また何事もなかったように元の状態に戻す、というのがRe-Fortの一連の流れだ。

日本の海岸線には、戦争のためにつくられた建築が役目を終え、姿を変えつつもまだ多数残存している。これらの建築の多くは実際に戦闘で使用されたことはほとんどなく、外敵の侵入を防ぐための監視の場、あるいは抑止力として機能していた。外敵を見張るために遠くまで眺められる必要がある軍事施設は、常に見晴らしのよい場所に設置された。この戦争建築がそもそも本質的に備える特性に着目したのが、《Re-Fort PROJECT 6─海を眺める方法》だ。兵士に替わって画家が、武器を絵筆に持ち替え、海を眺めその先にみえる風景を描く。絵画は風景を記録する方法として重要なメディアである。
この作品では、鋭い観察眼を持って風景を眺め独自に解釈して出力する専門家としての画家が風景を描く様子を、さらにその後ろから私たち鑑賞者が眺める構造となっている。兵士たちは海の先に存在するかもしれない外敵を必死に探していたのだろうか。あるいはその美しい風景にときに目を奪われていたのだろうか。眺めるための場所で、その当時とは異なった目的で異なった方法で眺めている画家の背後では、ほんの少しかつて様子を想像することができるかもしれない。遠くを眺めるための望遠鏡も戦争のために発展し利用されたのではと想像してみたり、女子中高生が着るセーラー服が元々水兵の服であったことが思い出されたりすると、意外と私たちの生活と遠くない地点に、戦争は常にあるということが見えてくるだろう。
戦争をきっかけに、眺めるという行為の本質的な可能性を問う本作を前にし、私たちはその先に如何なる未来を描出することができるだろうか。

服部浩之(キュレーター)




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[Re-Fort PROJECT 5]
-When Sun is hidden, we hold fireworks.-
ー太陽が隠れるとき、僕らの花火が打上る。ー

2009.7.22
下関要塞/Shimonoseki Fort

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There were fort on top of that mountain and abandoned after 1945. This fort, made in Meiji era, to prevent an enemy ship clearing the straits. Set off fireworks in the daytime on the day of solar eclipse from the circle fort remained on the top of the mountain. People who gather through an announcement watched the fireworks across from the straits.
関門海峡、明治時代にこの海の要所を敵の船から守る為に、見晴らしの良い小高い山の頂上には沢山の砲台が作られた。日食になった2009年7月22日、円形の台座だけを残す砲台の廃墟から、地元の花火師さんにお願いをして花火を打ち上げてもらった。告知で集まった観客たちは対岸やいろいろな場所からそれを眺めた。


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[Re-Fort PROJECT 4]
-大人たちのSeven days war-
-Our Seven days war-

2007.8.5-8.13
旧陸軍富津試験場跡/Futtu testing ground

Stayed at the ex-proving ground for cannons on the beach for one week. we worked with architects and musicians to made up the event.
千葉県の海岸に残る砲台の試験場跡で着弾を観測していた廃墟。若き建築家とともに、一週間で廃墟をリノベーションし生活をした。最後の土曜日にイベントを行なった。


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[Re-Fort PROJECT 3]
-東京湾要塞島缶けり大会-
- Kick the can on the fort island on Tokyo Bay-

2006.6.18
第二海堡/No,2 Fort / Chiba prefecture

東京湾にうかぶ人工の要塞島の廃墟。ここは釣り人の聖地だった。ただ地震が起きると沈む心配があり立ち入り禁止が決定した。僕らは釣り船に乗り、缶けりをしにこの島へ向かった。


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[Re-Fort PROJECT 2]
-竹橋フォークジャンボリー2005-
-Takebashi Folk Jamboree2005-

2005.4..11
千鳥ヶ淵高射砲台跡/Chidorigafuchi Anti-aircraft gun / Tokyo

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花見シーズンの北の丸公園の砲台跡をブルーシートで場所取り(スクワット)して、ヒッピー風仮装で集まった。砲台の台座は歌を歌う台にした。僕らは戦争もフォークも知らない。


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exhibition[六本木クロッシング2013]

森美術館 Mori Art Museum
2013


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exhibition[Re-Fort Archive]

αM Gallery
2011.Mar


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