展覧会「他人の時間|TIME OF OTHER」


展覧会に参加します。お楽しみに!

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「他人の時間|TIME OF OTHER」
東京都現代美術館

2015年4月11日(土)―6月28日(日)

「他人の時間」展は、東京都現代美術館、国立国際美術館、シンガポール美術館、クイーンズランド州立美術館|現代美術館、国際交流基金アジアセンターによる共同主催事業です。展覧会は2015年4月に東京で始まり、大阪、シンガポール、ブリスベン(オーストラリア)へと巡回しながら、各館のコレクションを含めたアジア・オセアニア地域の若手を中心としたアーティストおよそ20名による作品を紹介します。
本展が開催される各国では、1990年代からアジアの現代美術に関する紹介や研究が継続的に行われてきました。今回の協働作業は、私たちそれぞれの「アジア」に対する眼差しをどのように更新することができるのかという問いを出発点としています。それは、つながっているようで差異に満ちたこの地域の文化や、そこに住まう人々を、共通項を設けて一括りに捉え直そうとするのではありません。むしろ、他者との境界を揺るがし続ける多元的な歴史や、相互的に作用しながら変容する社会について探る作品を通じて、私たちが互いを、そして自らをどのように認識しているのかを問うことを目的としています。

コンセプト
今という時代を共に生きる私たちの関係は、複雑なつながりと分断のうちにあると言えます。情報やモノの速く広い移動によって、遠く離れた人々と同時代的なつながりを感じることは珍しいことではなくなりました。しかし逆に、異なる価値や文化の衝突、社会不安などから生まれる排他主義やナショナリズム、他者への無関心はその勢いを増す一方です。
展覧会タイトルにある「他人の時間」とはまさに、たとえ同じ時代に生きていても、自分とは関わりのない人々の時間という意味を想起させます。しかし、その隔たりにあえて意識を向けることは、「わたし」と「他人」の間に何があるのか、何がその関係を築き、もしくは分断しているのかを問う事へとつながります。それは、相手をみる自らの眼差しを意識し、「他人」の姿を異なる視座から見つめてみることだとも言えます。
私たちは、誰かが目にするものを同じように見ることはできません。だからこそ、「他人」に寄り添って世界を見ること――そこでは何が見え、「わたし」はどう映るのかを考える意義があるのではないでしょうか。本展はこのような問いから出発し、さまざまな「他人の時間」に向き合う手掛かりとなる作品をご紹介します。

参加作家
キリ・ダレナ|グレアム・フレッチャー|サレ・フセイン|ホー・ツーニェン|イム・ミヌク|
ジョナサン・ジョーンズ|河原温|アン・ミー・レー|バスィール・マハムード|
mamoru | ミヤギフトシ|プラッチャヤ・ピントーン|ブルース・クェック|下道基行|
ナティー・ウタリット|ヴァンディー・ラッタナ|ヴォー・アン・カーン|ヤン・ヴォー|

巡回予定
国立国際美術館 2015年7月25日(土)-9月23日(水・祝)
シンガポール美術館 2015年11月19日(木)-2016年2月28日(日)
クイーンズランド州立美術館|現代美術館 2016年6月11日(土)-9月18日(日)

http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/timeofothers.html