[ 漂泊之碑/Floating monuments ]


漂泊之碑は、2014年より沖縄ではじまったプロジェクト。浜辺をテーマにフィールドワークと思考と制作を続けるシリーズ「津波石」やプロジェクト「沖縄ガラス」、さらに「渚三彩」などの活動を合わせたタイトル。シリーズ「津波石」はかつての津波によって八重山諸島の浜辺や陸地に残された岩をモノクロ動画で記録、シリーズ「沖縄ガラス」は沖縄の島々の浜べに様々な国から漂着するガラス瓶を混ぜ合わせ琉球ガラスの職人と再生ガラスの食器を制作、「渚三彩」は沖縄や福岡の浜辺で拾ったガラス瓶を砕き板ガラス/窓をフュージングで制作。それぞれの作品は独立した作品であり、「漂泊之碑」という名前の一つのプロジェクトでもある。 同タイトルの展覧会としては、泊(2015年、沖縄)、「堂島リバービエンナーレ2015」堂島リバーフォーラム(2015年大阪)、miyagiya(2018年、沖縄)、有隣荘/大原美術館(2019年、岡山)、「Ultimate deal」Oil Tank Cultural Park, T4 (2019, 韓国)。特定の地域や浜辺に通いながら長期のプロジェクトとして思考と制作を続ける。


[ 漂泊之碑 ] = [ 津波石 ]+[ 沖縄ガラス ]+[ 渚三彩 ]
[ Floating monuments ] = [ Tsunami Boulder ]+[ Okinawan Glass ]+[Three_Colorglaze on the beach]




[ 沖縄ガラス/Okinawan Glass ]


glasses+mixed media


2014−


《作り方》
1、浜辺に流れ着くガラス瓶を拾う。
2、洗浄し砕いて炉の中に入れる。
3、琉球ガラスの職人と形を形成する。
《How to make》
1.Pick up the glass bottles drifted on the beaches.
2. Rinse before breaking them to put them into the melting pot.
3. Give a new form to it with the Ryukyuan glass craftsman.


_05A0724w.jpg
FullSizeRenderww.jpg
floatingw.jpg
IMG_7230.jpg
IMG_7290.jpg


「ガラスは留まって見えても、実は流動的な存在です。

あなたが浜辺から拾て来たいろんな種類の漂着のガラス瓶なんかを窯で混ぜ合わせると、

その出来上がったガラスはもし目の前で形になっても、いつか突然破れてしまうものでしょうね。」


ある時、沖縄の島々を旅しながら漂着瓶を拾い集め、琉球ガラスの職人さんに会いに行くとそのような事を言われた。

中国や韓国や日本や台湾……。沖縄の浜辺には様々国々からたくさんのガラス瓶が漂着する。

僕は、1年に1度、沖縄を旅し、浜辺で漂着瓶を拾い集め、職人さんと共にそれらを砕いて窯で溶かし、新しいガラス製の民具を作ることはじめた。

それらの民具は、いつか破れるかもしれない緊張感を内包してたまま存在し続けている。


日記「皿と月」
essay "Dish and the moon"
http://m-shitamichi.com/daily-archive/post-98.php


日記「ガラスの旅」
essay "Glass journey"
http://m-shitamichi.com/daily-archive/post-100.php




:::::::::::::::::::


Our Everyday—Our Borders_047.jpg
Our Everyday—Our Borders_051.jpg
Our Everyday—Our Borders_05111.jpg

Courtesy: Tai Kwun Contemporary. Photography by Kwan Sheung Chi.