念願の年賀状

2009年頃に一度、post photoというのを作った事がある。まぁ写真のついたただのお礼状なんだけど。

2009年は、今思うと結構大きな転機だった。2008年11月に貯金を使い果たした状況でフランスより一年ぶりに帰国し、あまりにお金も活動もなく、フラフラとしていた中、4月からある写真系の高月給の会社で働く事が内定した。ただ、ちょうどその時、尊敬する人から10日間クロアチアの取材にカメラマンとして同行してほしいと頼まれる。迷い、内定の会社に「5月に10日程休みをほしい」と頼んだが、「どちらかを選んでください、こちらは別の候補の方もいますし」と言われ(あたりまえだ…)、結局クロアチア10日を選んだ。月30万程度の良い職を得て一年間生活を改善し復活する計画はなくなり、帰国後また放浪生活がはじまる。そんな放浪のなかで、様々な人と出会う。

結局、このとき、別の方の舵を切っていたら、本当に全く違った今になっていただろうと思う。そんなことは少なくないが。
クロアチアから帰って、色んな場所に転々としていろんな人と会う。いろんな話をしゃべり聞くようになった。なにかモノ作りというよりは、運び屋のような感じ。さらに料理を作り、洗い物をするようになった。泊めてもらったり親切にしてくれたお礼のような感じで始めたようなものかもしれない。そして、お礼状を作った。

今年もいろいろとあって、年賀状を始めてみようと思いたって、ようやく入稿する事ができた。数日後から恐ろしい宛名書きが待っているが、今日はなんだか清々しい。

根本は変われないんだけど、たぶん2007年くらいまでの自分とは大きく変わった部分はあるのだと思う。少なくとも、料理の腕は格段に上がって、人に食べてもらえる程度にはなってきたし。別の町の話、別の家のレシピ、ネットではない情報の運び屋、混ぜ屋か。



友人の展示に行き、いろいろと知らない事を教えてもらう。またしゃべる。

家に帰って、小さなお祝い。明日の飯の仕込み。
毎日ご飯がおいしくて。


ブログを書いて反芻。

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2012-12-17 02:49